さかいゆきです。
今回は私が怪我予防の大切なポイントとして挙げている『自分をメンテナンスする』ということについて私の考えを書いていきます。
『自分をメンテナンスする』という言葉にはたくさんのことが当てはまります。
ストレッチをしたり入浴することはもちろん、美容院で髪をカットしたりトリートメントしたりすることや、ゆっくりお気に入りのカフェでお茶をすること、大好きなペットと遊ぶこと、マッサージやエステを受けること、ジムで体を鍛えること、愛する人とデートすること、友達と語らうこと、何もしないでただ映画をゴロゴロしながら観ること、好きな漫画を読むこと、美味しい料理をひたすら食べること、大好きなアーティストのライブに行くこと、ヨガで汗を流すこと、温泉に浸かること、旅行すること、買い物すること、など。
スポーツや怪我予防という観点だと体の調子を整える、リフレッシュするストレッチやマッサージなどが印象が強いですが、私はそれに留まらず先程挙げたような精神的なメンテナンスも含まれると考えています。
私が考えるメンテナンスとは自分を整えること、です。
これは自分でしか自分に合うものは分かりません。
自分が何をしたら癒されるのか、気持ちが楽になり前向きになれるのか、疲れが取れるのかはひとりひとり違います。
スポーツでは無意識に常に様々なストレスと対峙しているので、体だけでなく精神的な疲労も確実にあります。
怪我予防においては自分を知ることがより効果を増すと考えています。上記のようなことに加えて例えば自分の身体の疲れやすい部位や、動きのクセなどを知ると更に濃く取り組めると思います。自分では気付きにくいことは信頼できる第三者に聞いてみるのも良いでしょう。意外な返答が返ってくるかもしれません。
私が怪我予防に『自分をメンテナンスする』ということを挙げたのには大きな理由があります。
それは『一番大切な自分の身体や心を労われない人が多いから』です。
主にスポーツ障害を発症した方に多いですが、痛みがあるのにずっと練習を無理して続けたり、体が動けなくなるまでスポーツをし続けて酷い状態になる方を医療機関でたくさん見てきました。
色んな事情があるにしろ、このようなことが当たり前になっているのはおかしい、異常ではないかと思いました。
このような状況は負のスパイラルを生みます。これはスポーツ指導者も怪我予防の教育を受けていない、学ぶ機会もなかったが故の結果なのだと思います。
だから誰かが伝えていかないと、ずっとスポーツ障害でボロボロになって大好きなスポーツが思うようにできなくなって涙する子が減らないのではないかと私は思いました。
私はスポーツではないにしろ、社会人になってから心も体もボロボロになって笑顔を失くした経験があります。私も『一番大切な自分の身体や心を労われない人』だったんです。今思えば常識がおかしかったし、誰かに助けてと伝えることすら頭になくて。生きていく術の選択肢の学びが明らかに乏しかったのだと実感したのでした。
だからこそ怪我予防を通して自分をメンテナンスする大切さを伝えたい。社会に出る前のこどもたちに伝えたい。
『自分をメンテナンスする』ということに込めた私の思いでした。自分をメンテナンスできるこどもたちがたくさん増えますように。
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